
11月20日(日)
「言葉の遅れ」を主訴とする
子どもへの遊戯療法
安島智子
(大阪樟蔭女子大学・このはな児童学研究所)
幼児の心理相談室への来談で、最も多い主訴は「言葉の遅れ」と言われています。「言葉の遅れ」の問題は、生物学的な問題がなくとも起きる場合も多く、その場合は言葉の遅れをもたらしている心的課題や心的世界との取り組みが必要であり、遊戯療法が効果的です。「言葉の遅れ」のケースを中心に、構音障害や吃音のケースにも触れ、言語障害児への遊戯療法について、体験学習を入れ、下記の視点から検討したい。
言語障害児の事例から学ぶ−遊戯療法の実践のために−
(1) 子どもとの関係のつくりかた
(アクションアプローチによる) (2) 遊べない状態の受け止め
・関係性の次元
・子どもの世界の理解:子どもに何が起きているか
(常同行動やこだわりの意味等)
(3) 遊びの始まりから、遊びの広がりと深化
(心的課題や心的世界の解決へ)
各自の実践から、どしどしご質問を投げかけてください。実りある豊かな時間となるよう心がけたいと思います。
- 時 間:PM 1:00〜PM 6:00
- 場 所:かでる2・7
- 定 員:30名
- 参加費:10000円
申し込み方法はこちら
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