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8月7日(日)

 

大人と子どものための
集団遊戯療法 ミソドラマ

安島 智子
(大阪樟蔭女子大学・このはな児童学研究所)

 

ミソドラマは、教育者であり、ユング派分析家として世界的に著名な、アラングッゲンビールAllan Guggenbhulによって創始されたドラマの手法を用いた集団療法です。
神話や昔話、おとぎ話などの元型的な価値を持った物語を用いたドラマ的方法であり、集団療法でありながら、個々人にとっては、各自の心の世界との取り組みも可能な方法です。集団メンバーと共にいて自分自身との取り組みができ、自己内コミュニケーションがもたらされます。物語の持つ意味が一人の人の中に生き始め、同時に集団メンバー同士の相互コミュニケーションがもたらされます。
ベルン州立教育研究所はベルン州の全ての児童生徒に対しミソドラマを用いた集団療法を行なっています。筆者も1993年に初めてこのグループセラピーに参加し、幾度もスイスを訪れ、教員研修会や地域の保護者の方々の研修会にも参加し、大人と子どものための集団遊戯療法としての魅力を体験してきました。現在は、学校への危機介入や企業の組織における葛藤解決の方法として、また相互コミュニケーショの方法として、ヨーロッパを始めアメリカ合衆国にと広く盛んになっています。
日本では、心理療法家のトレーニングに始まり、大学生の相互コミュニケーション力や自己成長のための体験演習として、また学生相談室のグループ活動として、小中学校のクラス内活動や児童相談所の一時保護所、児童館の活動などで効果をあげ始めています。ミソドラマを体験して、それぞれの現場で生かして頂ければと思います。

  • 時 間:PM 1:00〜PM 6:00
  • 定 員:30名
  • 場 所:かでる2・7
  • 参加費:10000円

 

申し込み方法はこちら

 

 

 

 

 

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