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心理臨床と見立て・診断
(5)見立てる
平井 清(大山くまクリニック、埼玉県精神医療人権センター)
9月3日(木)、9月10 日(木) 19:00~21:00
セラピーの到達点は、クライアントが求める(あるいは求めてるであろう)「そうありたい自分」だが、出発点、つまり「今、ここ」にいるクライアントの「ありよう」を確認しなければ進むべき方向性も、どのようにサポートすべきかすら定まらない。その出発点の確認作業として「見立て」、つまり初回面接の重要なことは重々ご承知だろう。
そのツールとしては、WHOが作成するICDと米国精神医学会が作成するDSMという2つ国際的な診断基準がある。いずれも統計を目的に作成された医学的な基準であり、そのままセラピーに導入するのが適切とは言えない。しかし精神医学と心理学は相互に補い合う立場にあるため、援用することは少なくない。国際的な診断基準の変遷とその背景を簡単に辿りながら「見立て」の作業とその問題点を検討したい。
※一般参加費:10,000円(2日間)